鉾田市の異形矢印標識

水戸から国道51号に沿って自転車を30km程走らせると鉾田市中心市街です。市の境では「日本でいちばん野菜をつくる街」と書かれた看板が出迎えてくれました。特にメロンが有名な鉾田には、至る所にメロンの文字がありました。旧鉾田町の市街地へたどり着くと「(ホコタ・ネイヴル)」というなかなか独創的な橋があり面白いです(写真)。市街地から西へ向かうと、かつての鹿島鉄道の跡地があり、坂戸駅は当時の待合室も残っていました(写真)。そして、坂戸から北に進んだとある集落のバス待合所には、栄えていたであろう何十年も前のバスの時刻表がそのまんま残っていたりと、古きものと近代的なものが入り乱れている面白い街でした。さて、鉾田にはどのような異形矢印があるのでしょうか。

括弧書き内の地名は、平成の合併以前の地名です。参考程度にご利用ください。

①桜本交差点(鉾田町鉾田)

分岐位置が随分と高いのが面白いですね。

②旧坂戸駅前(鉾田町当間)

坂戸と言えば東上線の駅名と自治体名(埼玉県坂戸市)がまず先に出てきますが、どうやら鹿島鉄道にもあったようです。かしてつバスの坂戸中央バス停のあたりです。このあたりの地名は当間で、坂戸はその小字なのですが、なぜ小字を採用したのか、そしてなんで駅がとんでもなく奥まった場所にあるのか非常に気になります。異形矢印もまたちょっと奥まった場所にありますが、恐らくかつての県道だったのかなと思います。この近傍にある当間交差点にも異形矢印があったようですが、残念ながら撤去されていました。


隣接自治体の異形矢印標識

鹿嶋市 行方市 小美玉市

東茨城郡茨城町 東茨城郡大洗町