葛飾区の異形矢印標識

聖地な下町!?

下町の雰囲気漂う葛飾区は『男はつらいよ』や『こちら亀有公園前派出所』の舞台となりました。聖地巡りをする人もよく聞きます。ちなみに「葛飾」は広義では浦安や松戸も含みます。さて、かつての郡の名前をもらった葛飾区にはどのような異形矢印があるのでしょうか。


ー2020年6月10日調査分ー


①水元猿又


ー2021年9月27日調査分ー


②水戸橋西詰

旧水戸街道の水戸橋のたもとにあります。旧水戸橋は東京都建設局によると昭和30年築で、水害の防止を念頭に平成22年に現在の橋に架け替えられたそう。この標識は旧橋時代から設置されていましたが、新しい水戸橋は高い堤防を越えるために北側に凸形にクランク状になっており、橋の一部が堤防道路に平行になるようになりました。そのため、新しい橋の供用開始とともに標識にシールを貼り対応したようです。もとは異形矢印じゃなかったのに、橋の架け替えによる応急措置でシールで異形矢印になったものの、今も撤去されない。東京都としてはちょっと珍しいです。

③青戸

④四ツ木4丁目

⑤白鳥

⑥亀有


-2021年11月4日調査分-


⑦新宿

この標識は1998年設置で、20年以上使われるのは東京都にしては珍しいです。なぜ他の標識のように更新されないのか…その理由は「新宿6丁目地区地区計画」にありました。実はこの道、再開発に伴って数年前に廃道になっていたのです。廃止にした直後に撤去しなかったのは、憶測ですが、隣接する建物の開発と同時に標識や路面表示の撤去をするつもりが忘れ去られ、、なぜか再開発が殆ど完了した令和3年冬時点でも残っていました。


ー2022年3月5日調査分ー


⑧まいろーど四つ木商店街

⑨四つ木1丁目


ー2023年3月6日調査分ー


⑩新小岩1丁目

標識のある道路は物理的に歩行者しか進入が出来なくなっていて、標識の存在意義が気になります。緊急車両向け…?

⑪鎌倉1丁目


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