和歌山市の異形矢印

2022-3-25撮影

はるばる和歌山に来た理由の１つがこちらです。２方向に設置されていますが、あまりにも左側に伸び放題で絶句。６つある中４つは線の太さが同じ標識でも複数あり、「右折禁止」の補助標識がついたものは特に顕著です。

これは和歌山に来た２つ目の理由です。先ほどの気象台前交差点から県道752号(旧国道26号)を40分近く歩いた場所にあります。あまりにも遠いし前日の無理もあったのであきらめかけましたが、自分が知っているもので唯一和歌山特有の補助標識が書かれている異形矢印だったので重い足を動かしながら訪問しました。それは「通行禁止関連」という文言です。一方通行関連というパターンもあるようでしたが、当日までに見つけることはできず撮影できていません。異形矢印の形状も特徴的で、混沌の言葉が似あうものですね。

紀ノ国大橋の高架下にあります。最寄り駅は紀和駅ですが、かつては和歌山駅と呼ばれていたそうです。

遠くからだとこれが何なのかわかりにくく、近づいてもよくわかりません。1方向にしか進めないのに枝や線の太さなどにこだわったあまりすごい形になっています。この道路は嘉家作丁から堤防のような作りになっていて、まるで堤防下の住宅街の道から堤防の上の幹線道路に上がるような形になっています。桜が植えてあるあたり、かつては本当に堤防だったのかもしれません。すべて令和３年９月設置のものでした。以前のものは起点からのびる線がもう少し細かったようです。つまり今設置されているのは改良版なのに、まだまだ違和感たっぷりでした。